
おじろのすっぽん
目次【おじろのすっぽん】
おじろに何か特産品を…熱き男たちの挑戦からはじまった…
地域活性化のため
今から約40年ほど前、地域活性化を目指し、熱き男たちがはじめたすっぽんの養殖。
今では、おじろのすっぽんは「脂の乗り具合や歯ごた
えがたまらない」「一度食べたら病みつきになる」と
幾度となくおじろの地へ足を運ぶ観光客も多いほど、
『すっぽんの町』として定着してきました。
じっくり炊いてアクを抜くことで、臭みのないおいし
いすっぽんが味わえます。
手間ひまかけた調理法にも
こだわりがあります。


雄大な山々に囲まれたすっぽん養殖場
適温の26℃の温泉水を利用
ここ香美町小代区は、兵庫県の北部に位置する、自然豊かな町。
雄大な山々が広がる里山の中で、おじろのすっぽんは関わる
多くの方の愛情を受け大きくなります。
えさにも、飼育方法にも研究を重ね、また近年は、近くから湧き出る26℃の温泉水を利用し出荷量も増えてきました。
現在、6棟のビニールハウスに
1750匹余りのすっぽんが育っています。

地域の活性化を見守るすっぽん供養塔
町の特産品として地域活性化に貢献してきたすっぽんの魂を慰めるため、すっぽん供養祭を行ってきました。現在供養祭は行われていませんが、
すっぽんが彫られた供養塔は、地域の活性化を見守っています。

地域への貢献…熱き男たちの思いを子供たちへ
受け継がれる魂
すっぽんを、町の特産品として定着させた『すっぽん料理組合』のメンバーは、子供たちが給食を通じて地域のことを学べればと、ボランティアで調理し提供しました。
(平成12年2月22日)
養殖場の近くの保育所の子供たちは、別の施設でふ化した約3cm程度のかわいいすっぽんの赤ちゃんを養殖池に放つお手伝い。「大きくなってね」「すっぽんの赤ちゃんってかわいいね」と成長をともに見守ります。

みか月、こだわりのすっぽん料理
